良い所
悪い所
動画の方は4年使ってのレビューになっていますが更に2年程使いました。(2020年現在)
沢山入る
デカさは正義。58ℓのトップケースはGIVIやヘプコ&ベッカー等の有名箱メーカーの中ではトップクラスのサイズです。この上のサイズは良く解らないメーカーやタナックスのシートバッグしか有りません。つまり容量を求める人には最適解の一つです。自分は一応YouTuberなので撮影機材が多くなります。フルサイズミラーレス一眼にレンズは単焦点と望遠と標準レンズ。ゴープロとinsta 360 one x2そしてトラベル三脚。本格的に撮るときはジンバルのDji rsc2とかなりの量になりますが。それでもまだ余裕が有ります。
ヘルメットは2つ入ります、XLのデカ頭だとギリギリ2つ。GT-AIRとGT-AIR2。インカムは方向を考える必要は有り。※goproのアゴマウントが有ると入らないです。
鹿番長のアレは縦向きには入らない。
キャンプ道具ならコンパクトになるものを選んでいけば、箱だけで足りるんじゃないでしょうか?
頑丈
約6年近く使っていますが、当時から何か変わったかと考えると、匂いがついた、傷がついた、(後は北海道でアブが潰れて血まみれにw)くらいしか思い浮かびません。毎日通勤でハードに使うならばまた話は違うと思いますが。使用頻度的には月2回、お盆やGWの連休で約15日なので年40日×6で240日。まだまだと言われてしまうかもしれませんが、作りがアルミの板をリベットで止めて、角などの要所を樹脂で補強している作りです。一番大事な蝶番(ちょうつがい)はステンレスっぽいです。樹脂のケースは当然ですが、他のヘプコ&ベッカー等アルミケースも蝶番は樹脂で出来ています。蓋を開けた時に、蓋の重量を支えるここが一番負担がかかるのでここは大きな+ポイントです。またロックの部分も金属のしっかりした板をはめ込むような作りになっています。しかし底面はプラでベースと固定なので摩耗や歪めばガタが出ていくかもしれません。
蓋と比べて、中は傷だらけに。
箱自体はカッコいい
男子が好きな四角く角ばっていて、アルミの金属で出来たロボット的なデザインは単体で見ればかっこいい。他の安っぽい樹脂の箱とは一線を画すと思いますが、逆に主張が強いとも・・。
有名メーカー
箱といえばGIVI。勿論メイドインイタリア。フェラーリやランボルギーニの国。日本よりは先鋭的なデザインだと思いますが・・。工業製品としては壊れるイメージ・・・?
悪い所
価格が高い
自分はOBKからOBKのNにマイナーチェンジする直前に入手できたので、参考価格?の役7万円から値引き後、約4万3千円で入手する事が出来ました。それにしてもやはり他の樹脂の箱と比べれば高いです。モノロックよりも高級なモノキーケースですが、樹脂製のものならば4万円近いものは数える程しかありません。
重い
本体の重量は7㎏となっています。金属としては軽いアルミですが、樹脂の近いサイズの物と比べればやはり重いです。まず蓋からして重いです。頑丈さとトレードオフなのは仕方ありません。元が重いのに容量も58ℓ、四角い形なのでかなり物が入りますが、調子に乗っているとあっという間に本体の重量を超えた積載になります。それでも箱自体には問題が有りませんが・・・。
キャリアがしっかりしていないとぶっ壊れる
ぶっ壊れました・・・。北海道ツーリングに初めて行き、一週間程滞在出来たのですが。明日はフェリーで本州に渡る予定で、ニセコパノラマラインを走行して素晴らしい景色を楽しみ、道の駅で休もうと入ったのですが。北海道の道は雪が積もる事を想定して作ってあるので、アスファルトは柔らかくて、凸凹していて良くないんですよね。
後ろを見たら違和感が・・。初めはなんだか解らずに、二度見三度見してキャリアが折れてる事に気づきました。その時は応急処置で箱を外してテープを巻いてみたのですが。
そんな物で支えられる筈もなく、とりあえずテールランプに負担はかかっていますが、割れる事も覚悟で大沼のキャンプ場に向かいました。箱だけ宅急便で送ろうか、鉄工所等で溶接してもらおうか。もう旅の楽しみどころか、無事に帰る事だけ考えました。キャンプ場についたら声を掛けてくれた方が、鉄筋を突っ込めば良いとアドバイスをくれて、函館のホーマックへ。この時の箱を全部外した時のSRの軽快さ、素直なハンドリング等こんなに良いバイクだったんだなと思い返したのは忘れません。ホーマックでは丁度良いサイズの鉄筋を買えました。鉄筋を突っ込めばとりあえずは大丈夫そうで、無事に帰る事ができました。
現在も溶接はしましたが、鉄筋は突っ込んだままにしています。キャリアはハリケーンの結構しっかりしている物ですが、それですら耐えられなかったです。ワイズギアからも出ていますが、それだったら全く持たなかったかもしれません。そもそもSRは箱をつけるように設計されていませんので、アドベンチャーツアラーやスポーツツアラーと違う一般的なネイキッド等はキャリアや固定方法まで考えて選ぶ必要があると思います、
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