Z900RS フォグランプ取付 PIAA LP530

Z900RS

23年式のカワサキ・Z900RS CAFEカフェに、PIAAのフォグランプLP530 MLL1とドライブランプMLL2をリレーハーネスMLR11を使って取り付けました専用品では無いので、配線の取り回しには滅茶苦茶苦労しました。

ガードにランプを取付けるのはすんなり行きました。ちなみにエンジンガードはデイトナです。ガードとランプの取付はアマゾンで売ってる適当なやつですw

結果的に配線はどうなったか

ランプ自体の取付はエンジンガードに取付け、とても簡単に終わりましたが。リレーの黒いカバーはほぼ全部剥がして、左側のサイドカバー付近に収まるようにしました。ランプからランプへの線は短いです。

ここのカバーに押し込みました。スロットルのリンク?があります。ちなみにネジは7mm
ランプからランプへの線は1.5mくらいでした。
2灯の分岐部がギリギリしかないレベル

それでも結局ヒューズとリレー部が大きくて、サイドカバーに収まらずに配線が外から見える結果になりました。

スイッチはこんな感じです。ONで緑色に光る

電源の取り出し

アクセサリー電源はこれを使いました。電源の取り出しは過去にやりました年式によって取り出しハーネスが違いますので注意

スマホ等の電源は使いたいので、そこから割り込みハーネスを作って分岐しました。フォグランプは夜間の走行にしか使わないつもりですので、使うときはスマホの充電等はしないで使えば問題ないと思います。というかグリップヒーターの消費電力がホンダ純正品では28W相当らしいので、PIAAの径90mm2灯では9.4Wと8Wなので。計17.4Wとグリップヒーターよりも低いから、アクセサリーを使っても問題無いと思います。ただし負荷がかかるとバッテリーにダメージが出るので、真似する場合は自己責任でお願いします。

使った工具、材料

タイラップ、ギボシ端子オスメス、スパイラルチューブ、はんだ、0.75SQの配線。電源の取り出しですが、ギボシ端子はZ900RSには細いタイプのが付いていましたので、エーモン等の汎用品は合わない可能性が有ります。沢山使う方は「ホンダ ギボシ 日立」等でググれば出てきます。  

7mm・10mmのソケット、レンチ・はんだごて、六角レンチ、電工ペンチ、ケーブルストリッパーと言ったところです。電工ペンチはオープンバレルタイプのを買うと良いです。

失敗編

筆者は旧車の整備ばかりしていたので、ヘッドライト内にスペースが有るのでは無いかと思い。ヘッドライト内に配線をまとめようとしました。Z900RSもスペースが無いわけではないですが。ヘッドライトが簡単に外れないし、外してしまうと光軸の調整がめんどくさいので止めました。

ヤマハ・SR等はここ(ヘッドライト下側にある2本のネジ)を外せばヘッドライトが外せますが、リムのカバーしかとれませんでした。
光軸調整も外さなければ、ヘッドライトも外せない仕様のようです。

ランプとスイッチの取付はハーネスに間違えようが無いようになっていますが、リレーとヒューズが大きいので何処につけるか迷っている所です。シガソケの配線は左のフロントカバー内に収められたので、リレー等もそこに入れるつもりでした。

リレーがこんだけでかい。
被覆を剥がしたのでこんなに線だらけ・・・。

カバー内にはとても収められず、サイドカバー付近に配線をやり直す事にしました。

取付編

というわけで、成功編?をやっていきます。こんな感じで割り込みハーネスを作りました。黒がプラス側。赤がマイナス。黒が3つなのはスイッチにACCが必要なためです。ギボシ端子の作り方はググってくださいw

ちなみに自分はケーブルの真ん中付近をストリッパーで被覆をずらして、そこに配線を半田でくっつけて割り込みハーネスを作っています。黒い被覆は熱収縮チューブです。

白いのがヒューズで、すぐ傍からスイッチのACCの配線があります。説明書には挟み込むタイプの端子がついていそれを使えという指示でしたが、ギボシ端子を取りました

大きな画像で見てください。取り付けるとこんな感じ。

右側の配線はこんな感じです。白に赤の点線がフォグの配線です。ハンドルを左右に切って変なところに挟まったり、遊びが多い、少ない事が無いようにします何度も切ってみて大丈夫か確認する事がとても大切です。もし断線して何らかの形でガソリンに引火したら、車両火災になります。右側のフロントカバーはタンクを外さないと外せなかったと思います。タンクを外すのは大変です。ですのでネジとリベットだけ外して、カバーはずらすようにして配線を取りました。

左のフロントカバーは電源取り出し編で詳しくやっていますが、プッシュリベットと六角穴付ボルトと爪でついています。

Z900RSは整備性が良いなんて記事がありましたが、自分の乗ってる旧車ネイキッドに比べると、FIとLEDライトって時点で凄くめんどくさいですw

左側配線の取り回し

うまく配線を隠す為に、フレームの中側に通す事にしたので、タンクが邪魔でした。外すのは面倒くさいので、サイドカバーを左右外して、タンクの固定ネジを外して、とりあえず浮かしますホース類が何本かついているので、引っ張りすぎないように。タンクとフレームの間に軍手とか何かを挟んでタンクを浮かしました。

ここは10mm
タンクの取付はちゃんとズレてないか確認しないと、そもそもネジが入っていきませんが。

キャブ車、旧車だとガソリンホースを1本、負圧ホースを1本、センサーコネクターを抜けば外せるんですが。固定ネジを外して有れば、慣れれば10秒もかかりませんw

配線を通して行くところ

作業内容は画像を見てもらえればw

スパイラルチューブで巻いてあるのが電源の取り出しで取り出した配線です。左側から来ているのは、ランプのスイッチのコネクターです。タンクのすぐ下にある太い配線が、メインハーネスだと思いますので、そこに這わせるように同じ取り回しになるようにしています。

タンクを浮かせば何とかフレームとの隙間に手が入るので通せます。ランプの配線をフレーム1か所かわした所。まだこんなに線が残っています。スマートにするならば、全部切って詰めてしまえばいいのでしょうが。

1つめをかわした所。これで行けるかと思いましたが。
これは酷いwww

上記の取り回しだと丸見えですので

更にフレームをかわして、スパイラルチューブをゴリゴリ巻きました。スパイラルチューブは径が合って無くて細くても、巻いてしまえばある程度フィットするようです。今回の一番の収穫はそこですw

というわけで完成ですwスロットル部のカバー?から右側の配線は隠せませんでした。うまくやればサイドカバーの中に収められそうですが。おいおい改善していくかも、しないかもしれません。とりあえずこれで行ってみます。

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