2023年式用のパワーボックスが出たので、モリワキのスリップオンと合わせて早速取り付けてみました。取付は可能ですが、結局接合部のパイプを削る羽目になりました。
パワーボックスには、純正のサイレンサーガスケットを使わないのが径が合わない理由だと思います。
ちなみに2023仕様はラリーとLの2つが有るので注意してください。アフィリエイトのリンクとは違うので、年式の確認をよくしてください。
結論から言うと、0.5㎜くらいモリワキのパイプを削りました
ヨシムラが欲しかったんですが、23年用は滅茶苦茶高くなっています。
使った工具等
大前提としてパワーボックスには本体しか入っていませんので、エキゾーストのガスケットはかなり重要ですし、また液状ガスケットが必要になります。
モリワキのサイレンサーを付けた時に付属していた物をそのまま使いましたが、ぶっちゃけこんなに必要ないと思います。液ガスは大きいの買っても一度開けてしばらく使わないと、ほぼ固まっちゃっていると思います。
上記に加え、工具は12㎜のソケットレンチとメガネレンチ等。14㎜(間違ってたらごめんなさい。)のスパナ、5mmの六角レンチが有れば純正のエキゾーストなら、何とかなんとかなると思います。モリワキのサイレンサーは、バネをはめる必要が有るのでバネ用のフックが必要だと思います。
後はソケット用のエクステンションバーと、ネジのかじり防止用のスレッドコンパウンドが有ればベストじゃ無いでしょうか。
モリワキのサイレンサーとパワーボックスの接合部はリューターでガリガリやりました。根気が必要なので、道具が無い人はこの組み合わせは止めた方がいいです。
工程時間は3時間くらいかかったでしょうか。
カウル脱着が有るので、説明書には40分と書いてあります。多分純正のサイレンサーを取りつけるならばそれくらいで出来たと思います。しかし加工が必要だったのが一番大変で、2~3時間はかかりました。
カウルを外す、アンダーガード
パワーボックスの説明書にも書いてありますが念のため、アンダーガードの4本のネジは、他のカウルとサイスが違います。カウルの傷を気にするならば、下に何か敷いた方がいいです。
サイドカバー
とりあえずサイドカバーとフロントカウルは全部ネジを外しても、マジックテープで止まっているので落っこちてこないです。
フロントカウル
左側で申し訳ないですが、反転してるだけで右側と全く同じです。プッシュリベットが有るので注意です。
いよいよマフラーを外します
筆者は気にしませんが、傷をつけたく無かったら養生した方がいいです。単気筒なので慣れてる人ならば簡単ですが、コツは特にエキパイの所はネジを緩めてから、ガタを作って外れる事を確認するのが大事です。ガスケットが潰れてると密着してて、予期せぬタイミングで急にストンと外れて落ちるからです。傷もつくし、4気筒とかだと重いので怪我に繋がるのです。
既にモリワキのサイレンサーが付いていますので、純正の外し方とは若干違います。
O2センサー
純正部品は高いので、負荷をかけたくなかったら先にカプラーを外してから緩めた方がいいです。
取り付け
外した通り取付るのですが、ポイントは全て入る事を確認して最初に仮止めしたら。エンジンに近い方から締めて行く事じゃないでしょうか。そしてガスケットが潰れる事を考えて、エキパイとエンジンのスタッドボルトへの袋ナットは走行したら確認のために増し締めするのがベストだと思います。ガスケットを外すのはマイナスドライバーが結局は一番簡単でした。
パワーは出たのか?
実際走ってみて、60㎞でギアチェンジしても6速の粘りが出て、走れるようになった気がします。モリワキのスリップオンだけでも少し変わった気がしますし、更にパワーボックス効果なのか。パワーボックスだけでそうなのかは解りませんが、純正のマフラーは塗装落ちたらすぐ錆びそうだし。タダワキ(忠男+モリワキ)ならばステンレスメインなので磨けば綺麗になります。ちなみにカウルが有るので余り気になりませんが、パワーボックスは焼きが入るとすぐに変色します。
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